フォトマスター検定とは
通称「フォト検」、フォトマスター検定は、写真やカメラの知識を確認しながら、写真力UPを目指すことのできる検定試験です。
試験は3級~1級まで難易度別に用意され、合格ラインは約7割。写真を始めたばかりの方はもちろんのこと、カメラメーカーや家量販店の販売員として働く方々まで、受験者層は年々幅が広がっており、毎年多くの写真愛好家が受験しています。
この「フォト検」を利用して、カメラや写真の知識をマスターし、その知識を土台として偶然に頼らない、撮りたい写真が撮れる力を身につけ、写真ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
フォト検は、楽しい写真の生涯学習を応援します。
- 写すだけではつまらない。
写真・カメラを少しでも理解して上達したい…と思ったら、まずは【フォト検3級】をめざしてみよう。 - 「写すのが大好き、カメラも大好き」だけど、ただ撮っているだけで、基本的なことはよく知らないし、正式に学んだこともない…。あるいは、カメラ店やプリントショップでアルバイトやパートとして働いてみたいけど、知識が足りなくて不安…。
誰にも身近で気軽に楽しめる素晴らしい趣味="写真"の世界で確実な一歩を踏み出すために、フォト検は便利で心強い味方になります。 - それぞれの立場に応じて、2級、準1級…とステップアップ!
フォト検へのチャレンジは、写真の本当の楽しみ、醍醐味へとつながります。 - 撮影は熱心に行っているけれど、なかなか思うように撮れない…、もう少し上達してステップアップしたい…、と思っている愛好者は決して少なくありません。写真は、撮る経験を重ねることももちろん大切ですが、ただそれだけで上達するというわけではありません。"撮ること"と"基礎・基本や原理をしっかり学ぶこと"の両立によって大きな成果が生まれ、それが写真の本当の楽しみ、醍醐味へとつながっていくのです。
- 作品を創り出す力=「写真力」の向上や、職能域で力を発揮するためには、幅広く確かな実用知識が不可欠。
フォト検の上位級合格は、大きな自信と力になります。 - 写真の世界では、最終的には作品の質や芸術性が問われますが、偶然性に頼ることなく、意図したとおりに撮れてこそ"写真の達人"といえます。素晴らしい作品を安定的に創作するためには、カメラやレンズ、記録メディア、フィルム、光源などの機能や仕組み、性質をしっかりと理解・把握し、これらを駆使して思いどおりに撮影できるだけの知識と能力を身につける必要があります。フォト検は、写真愛好者のより高い目標設定から、職能域での力の発揮・活躍までをサポートします。
フォト検の役割と、その機能する幅広い分野
- 関連業界での職員のキャリアアップと資格取得
- メーカーから小売業に至るまで、写真・カメラ関連の営業、販売、事務職員のスキル・キャリアアップと資格取得に向けて広く導入されています。フォト検のスタンダードとしての普遍的で確かな実用知識は、顧客の獲得・販売促進・商品開発・職能域の活性化等に着実に貢献します。
- 便利に楽しく写真を学べる
- 初級から上級すべての写真愛好者にとっては、実践・実用的な知識の修得~確認と「写真力」のアップをめざすために、便利に楽しく活用できます。個人はもちろん、愛好者グループやクラブ単位での団体受験も、レベルアップに効果的です。
- 学生の目標設定と実現に向けて
- デジタル化の進展で、写真の撮影と関連知識が不可欠となった編集・デザイン・マスコミ業界。これらをめざすための学校や学科では、学習カリキュラムおよび学生の就職支援に向けた推奨資格としての採用、また、中学・高校・大学の写真部などでは、部員の学習目標設定やスキルアップのために……と、学校・学科・クラブ単位などでの団体受験も進んでいます。
サイエンスを伴う芸術 ―「写真」
カメラの性能が向上するに連れて、シャッターさえ押せれば、それなりの写真が誰でも撮れる時代になりました。しかしながら、写真を制作意図を持って撮影し、思い通りの結果を得たり、あるいは写真を作品として制作するためには写真とカメラに関する様々な知識と技術が必要です。
もちろん、知識と技術だけでは良い作品を撮ることはできませんが、豊富な知識と技術は写真力上達の土台として確実に機能します。
フォトマスター/写真とカメラの実用知識検定(フォト検)では、「写真はサイエンス(科学)を伴う芸術である。」ことを重視し、写真の生涯学習に目標設定をすること、関連業界従事者の方々のスキル・キャリアアップの指針として機能することを目的として、写真とカメラに関する知識と技術をカテゴリー化し、標準化をはかりました。
- 「趣味として楽しんだり、ステッブアップのための足掛かりとしての【3級】」、
- 「趣味をより深めるためや、写真関連業務の基礎知識レベルの【2級】」、
- 「趣味を極めたり、写真関連業務なら中堅レベルの【準1級】」、
- 「写真教室の指導者を目指したり、写真関連業務では十分な専門知識と実力を発揮できるレベルの【1級】」。
これら4階級を設定し、各級の合格者には、その実力を評価し、認定証(合格証カード)を発行しています。この他にフォトマスター1級合格者だけが受験できる“写真の達人”としての認定コース「フォトマスターEX」の資格があります。
フォトマスター検定を運営する 公益財団法人 国際文化カレッジは、以下の写真関連事業も展開しています。