第20回 検定

フォトマスター検定に合格なさった皆様の写真との関わりや検定受験の動機は様々です。
ここでは合格者を代表して成績優秀者のお声を一部紹介いたします。

  1. 1級
  2. 準1級
  3. 2級
  4. 3級

1級最優秀個人賞

池田宏彦さん

フォトマスター検定を受けて

この度は最優秀個人賞を頂き驚いています。会社で写真に関わる仕事をしており、今回の検定受験は写真に対する理解を深める良い機会となりました。

試験前の勉強の際には、レンズを通って撮像面に投影されたイメージを保存するための技術がフィルムからデジタルへの移行でどれほど劇的に変わったかを改めて再認識させられたり、写真黎明期にニエプスやタルボットが目の前にある情景を時間の流れから切り取り固定させるためにどれだけの試行錯誤を繰り返したかに思いを馳せたりもしました。

自分が写真を始めた頃から比べると撮影後のポストプロダクションでできることが格段に増え、決定的瞬間を切り取るにも秒間数十コマで撮影しておいて後から選ぶことが主流になり、静止画と動画の間の敷居もどんどん低くなって来て、写真を取り巻く環境がものすごいスピードで変化しているのを感じます。

日々更新されていく知識に置いて行かれぬよう今後も勉強を続けていこうと思います。

1級優秀個人賞

高橋秀典さん

習うより慣れ

自分の写真をレベルアップしようと思い地域のフォトクラブに加入しましたが、会員相互で評価しあい、構図や画角優先で、技術的な話や私が求めるイメージに対する表現方法についての説明が少なく、迷いながらも自分なりに写真撮影を続けていました。そのような中、フォトクラブの会長からフォトマスター検定を受けてみたらどうかと勧められ、写真に対する考え方や知識の向上を目指して受験することとしました。

テキストや過去問題集を購入し、まずはテキストで一通り学習しましたが、フィルムカメラからデジタルまで範囲が広いばかりだけではなく、過去問では時間配分が難しくて、これは手ごわいと思いました。テキストと過去問を繰り返し、さらにインターネットを通じ、カメラの知識のみならず、写真の撮り方やレタッチの方法なども学び写真印刷も徐々にではありますが変化が現れてきたように感じていました。

その結果、合格したばかりか、このような賞をいただき大変うれしく、頑張ってきた甲斐かいがあったと思います。
そして、フォトマスター検定の受験を通じカメラや写真の知識や技術の向上が図られたことに感謝するとともに、今後もカメラや写真について楽しみながら学び、更なる知識の習得に努めていきたいと思っています。

1級優秀個人賞

黒崎美穂さん

フォトマスター検定と歩んだ3年間

この度は、フォトマスター検定1級・優秀個人賞をいただき、大変光栄に存じます。
わたしは普段、趣味として写真撮影をしております。
カメラ・写真への理解を深めたいと考えていた頃、フォトマスター検定を知りました。基礎知識を身につけるため、まずは3級から挑戦しました。今から3年前のことです。
第18回に3級と2級、第19回に準1級と、順に受験してまいりました。さらに嬉しいことに、3級・準1級では最優秀個人賞、2級では優秀個人賞をいただきました。
更なるステップアップを目指した、今回の1級。より一層、気持ちが高まりました。

検定の出題範囲は、大変広いです。カメラ・レンズの基本はもちろん、周辺機材や、写真の歴史・撮影マナーなど、その項目は多岐にわたります。
勉強する上で大変重宝したのが、公式テキストです。
撮りたい被写体があれば、それに対する撮影テクニックを学ぶように、興味ある内容ならば、比較的容易に知識を深められます。しかし、それ以外を幅広く学ぼうとすると、なかなか難しいものです。
公式テキストは、その点を解決してくれます。このテキストは、カメラ・写真の知識について網羅されており、独学で勉強するわたしにとって、良き相棒となりました。検定が終わった今でも、教科書的な存在です。

テキストを繰り返し読み、わからないことは自分で調べる。さらにそこから、プラスで知識を深めていく。その時間は、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。好きなことに真摯に向き合う喜びを、フォトマスター検定は教えてくださいました。
その結果、成績優秀合格者として表彰していただき、嬉しい限りです。
これからも、フォトマスター検定で得た知識を活かし、常に学ぶ姿勢を忘れず、写真活動に励んでまいります。ありがとうございました。

1級優秀個人賞

ハチさん

表現力を磨くため

小さい頃から親の影響でカメラは身近にあったし、部活も写真部で、カメラはずっと好きでした。
しかし、ただ、「好き」なだけで、勉強をしようとも機材を揃えようとも思わず生きてきました。

しかし、カメラへの想いが再燃する出来事がありました。
育児に専念した10年を経て、数年前に音楽活動を再開してから、LIVEの度にプロのカメラマンが自分のステージを撮影して下さるようになりました。
その写真を見て、人をこんなにも輝かせてくれるカメラマンってなんてすごいんだ…と感動を覚えたのがきっかけで、自分でもカメラで音楽と関わりたいと思うようになったのです。

そこで、まずはLIVE撮影をしたいと思い、動画に強いLUMIX GT5を購入。
その後レンズも増えていき、今ではアーティスト写真やCDのジャケット撮影、LIVE撮影などの仕事を頂けるくらい、大好きなカメラと音楽が生活には欠かせないものになりました。

もっとカメラの勉強がしたいと思い調べていたところ、1年前にフォトマスター検定の存在を知り、悩む間もなく1級へ挑戦する事を決めました。
それまで知識などなくただ好きなようにシャッターを切っていただけでしたが、いざ勉強をしてみると、あまりの複雑さに驚きました。
そして、カメラの奥深さや魅力にどんどんハマっていきました!

仕事、育児、家事、音楽活動ととても忙しい毎日でしたが、試験の3ヶ月ほど前から毎朝早起きをして1.2時間ほど勉強をしました。
勉強と言えど好きな事に触れているのですから、知識を増やす事が楽しくて楽しくてひたすら趣味に没頭しているような時間であり、私にとってフォト検への挑戦は楽しみに過ぎませんでした。
1級に合格する事は目標ではなく、自分の表現したい物を形に出来る腕と知識を得る為の通過点だと思って取り組んでいました。
実際に合格をした今カメラに対して思うのは、この知識を活かしてもっともっと表現したいと言う事です。
良い機材を使えば綺麗な写真が撮れるのは当たり前の世の中で、自分にしか撮れない写真をどこまでも追求していきたいです。

1級優秀個人賞

北村広治さん

フォトマスター検定を受験して

今回、フォトマスター検定1級と準1級の受験に臨み、5回目の挑戦でようやく両級とも合格出来ました。その上、1級では優秀個人賞をいただき、大変嬉しく思います。

思えば、20代の中頃、何気なく過ごす日々が続いていく内に、学生時代に一眼レフカメラを使い熟していた友人の事をふと思い出し、私もカメラや写真の事を学んでみようと思った事が写真に興味を持ったきっかけでした。そして、最初に買ったのは、MFのフィルム一眼レフカメラでした。私の周りには一眼レフカメラを使っている人が誰もいなかったので、雑誌の記事等を参考に自己流で写真を撮ったものでした。風景や花が主な撮影の対象で、デジタルの時代になってからも自己流で写真を撮り続けてきました。

6年ほど前、定年間際にフォトマスター検定の事を知り、今まで自己流でやってきた自分の実力を試してみようと、まず3級と2級をダブル受験しました。長年の経験とそれなりの知識があったせいか、両級とも1回で合格出来ました。そして、翌年1級と準1級のダブル受験に挑戦しましたが、惨敗に終わりました。それまでカメラや写真などについて理論的に学んでこなかった為、試験では歯が立ちませんでした。その後、検定試験の勉強を基礎から始め、連続して3回挑戦しましたが、年齢的に記憶力の低下もあり中々実力が伴わず合格には至りませんでした。

過去4回不合格に終わった点については、制限時間内に最後の問題までたどり着けなかった事とそれに伴う焦りで問題が解けなかった事があり、理論等の十分な理解と知識の定着ができていなかった事が反省点でした。そこで今回は、テキストを繰り返し読んだり、ノートに書き写したりして知識の定着を図り、テキストだけでは十分理解できなかった事や最新情報については、インターネットや他の参考書を利用して勉強しました。そして、仕上げに5年分の過去問を解いてみました。これらの事をやったことが功を奏したのか、今回合格する事が出来ました。
検定試験の為に基礎から体系的に学んだ事が実際の写真撮影においても役立っている事はとても大きな収穫でした。今後は、インスタグラムへの投稿も含め写真撮影を楽しみながら精進していきたいと思います。

1級優秀個人賞

有川真哉さん

知識の補充と確認に最適なフォト検

私は普段、企業経営を支援する仕事をしています。そのなかで、SNSやチラシ、ホームページ等で使用する写真に関するアドバイスをすることもあるため、1年少し前から本格的に写真を学び始めました。

狙いに合った写真を撮るには、撮影シーンに応じた最適なカメラ機能の設定や機材の選定を行う判断力が必要です。そして、この判断力を身につけるためには、豊かな経験と高い知識が必要だと感じています。
経験に関しては、とにかく撮影の場数を踏んでいくことを続けていこうと思います。一方、知識に関しては、講習会に参加したり、インターネットや書籍で学んだりしていました。しかし、この方法では、断片的な知識は身につくものの、網羅的で横断的な知識が身についているのか、どれくらいの段階の知識が身についているのかがよく分からなくなっていました。そんなとき、私の写真の師匠に相談したところ、フォトマスター検定を勧められました。これが、私がフォトマスター検定合格を目指すようになったきっかけです。

公式テキストを用いたフォトマスター検定の学習では、色、機材や現像の知識のみならず、カメラやレンズの歴史、写真の文化や写真家のことまで実に幅広い知識が学べます。まさに網羅的で横断的な知識であり、その知識が身についたかどうかを検定試験で確認することができます。
フォトマスター検定の学習で知識を身につけたおかげで、それまで感覚的に撮影してきていたものが、理論的な数字やメカニズム知識に基づいて撮影できるようになりました。また、お客様に写真のアドバイスをする際も、的確で分かりやすいと喜んでいただけることが確実に増えました。

経験と知識は車の両輪のようなもので、どちらも必要です。経験も知識もどちらも蓄えることで、撮影時の判断力が向上します。
今後は、フォトマスター検定で学んだことを活かしながら、多くの経験を積み、ジャンルの幅を広げつつコミュニケーション力を高めていきます。そして、お客様にさらに喜んでいただけるような写真ライフを歩んでいきたいと考えています。

準1級最優秀個人賞

藤井修二さん

この度フォトマスター検定1級および準1級を受験しまして、両方とも合格いたしました。ここに至るまで本当に良い勉強をさせて頂き、素晴らしい機会を与えてくださった様々の方には感謝の念でいっぱいです。準1級においては最優秀個人賞も頂きました。喜びの念に堪えません。

最初に受験したのは2021年でした。2級を受験して合格し優秀個人賞を頂きました。
きっかけは「小さいものをきれいに撮りたい」でした。その年の夏ごろに気まぐれでジルコニアのリングをスマホで撮影しました。当時はカメラの知識は全くなく、スマホもHuawei P9 liteという2016年6月に発売された大変古い機種であり、そのカメラでリングのストーンを撮影したら、かなり残念な画質になりました。
当時はデジタルズームだと画質が大幅に劣化することが分かっていなかったのです。本当に無知でした。そこから「カメラのことをもっと理解したい!」と強く思うようになりました。

学生時代は物理学の研究でX線回折実験をやっていたこともあり、もともと小さなものを写真に写すことを楽しんでいました。なので私は最初にマクロ撮影に関心を持ちました。そしてフォトマスター検定の公式テキストで勉強をはじめたのですが、これが本当に楽しかったです。
最初は「実像と虚像の違いってなんだっけ?」のレベルの状態から始まり、学んでいくにつれてどんどんハマりました。レンズを通した撮像素子への結像の仕組みなど、知りたかった知識が身に着いていきました。「F値ってなに?ボケとどう関係あるの?」と最初は思ってたくらいだったのですが、「ボケとは錯乱円で定量的に表すことができ、F値は計算のパラメータとなる」と知った時は新鮮な気分でした。
カメラの知識について解説されている書物は巷にたくさんありますが、私の場合はフォトマスター検定の試験によってやる気を触発され、合格するという目標を持って勉強に意欲を注ぐことが出来ました。

この度1級を合格いたしまして、一つの峠にのぼり到達することが出来ました。これは私一人の力ではありません。
これから先も公式テキストは大切に手元に置いて時々学んでいくつもりです。まだまだ勉強が足りないな、というのが正直な実感です。
今後も楽しみながら精進していくつもりです。現在はミラーレス一眼カメラを所有して楽しんでいます。これからはいろんな人にカメラや写真の楽しさを伝えられるようになりたいです。

準1級最優秀個人賞

市川博基さん

絵本

フォト検も3度目の受験となり、色々なことが随分理解できるようになってきた。

去年位から検定の影響で現像ソフトを色々使ってみるようになったが、ソフトに出会ったのは、初めて一眼レフを買って間もなくだった。
一通り色々なものを撮り、次は何を撮ろうかと考えていたある年の夏に、家族旅行でキャンプに行くことにした。キャンプのもう一つ目的は、星空を撮ることだ。

日中、それなりにキャンプを楽しんで、夜は天文台で天体観測に参加したりもした。
天文台を出ると肉眼でも、無数の星が見え、天体観測の後でもあり、期待が膨らんだ。
懐中電灯を使わないと足元もおぼつかない中、ひらけた場所まで移動すると、三脚を立て、カメラで明るい星を探すと、画像を拡大し、光が一番小さくなるようにピントを調整、写り具合を見ながら、何枚も撮影した。

せっかくなので構図も色々変え、雰囲気も様々な写真が撮れた。
キャンプを家族で満喫して、家に帰ると、すぐパソコンのモニターで写した写真を確認した。
たくさんの中から私が気に入ったのは中央下三分の一くらいに大木が写っている写真だった。雰囲気は良いので、もっと星が見えるようにできないかと、ダウンロードしただけでほぼ使っていなかった現像ソフトを立ち上げてみた。

見えにくかった星がトーンカーブを調整するだけで、はっきり見えるようにはなったが、やはり本でみる星空の写真と比べると何とも物足りない。色々トーンカーブを触って、何とかイメージの星空に近づかないかなと素人なりに、色々いじっていると極端にコントラストを上げた時に、マウスを動かす手を止め、モニターに見入ってしまった。

それは写真というより絵に近かったが、写真の中央下に配置した大木がうっすら青白い光に覆われ、その周りに星々が輝いている。子供の頃よく母親に読んでもらった絵本に出てくる大木を思い出すような写真になっていた。
夜の暗闇に立つ大木の細い枝々までがキラキラ光るという不思議な光景に少年が出会う話だったが、僕がデタラメに調整した星空は、まさに「キラキラ光る木」の話に似たとても素敵な絵になった。

知識の足りない僕は、それからまたしばらく感覚で明るさを調整するか、コントラストを上げる日々が続いたが、フォト検に出会い、このソフトの使い方が少しわかった気がする。今思えば、カメラをしっかり勉強したいなと思ったのは、この「キラキラ光る木」の絵を見たからかもしれない。

準1級優秀個人賞

新川均さん

単焦点レンズ

ある日都内の小さな中古カメラ店でウィンドーを眺めていると、若い女性客が店に入って来るや「単焦点レンズください!」と店主に声をかけました。このあとの会話を隣で聞いていた私は思わず微笑んでしまいました。スマホをタッチすれば誰でも申し分のない写真が撮れる昨今ですが、この手軽さから以前より写真に興味を持ち、もっといい写真をそしてもっと「ばえる」写真を撮りたいと思う人たちが老若男女を問わず増えていると感じます。

店主が単焦点レンズの説明に苦労しているのを聞いているとき、ひるがえって自分はどうだろうか、若い頃から写真と登山に魅せられてきましたが、いたずらに経験を重ねてきただけでカメラや写真について人に説明するだけのまとまった知識があるのだろうかと疑問を持ちました。これがきっかけで自分の知識を確かめようと思い立ち、手始めにインターネットで知ったフォトマスター検定試験を受けてみようと考えた次第です。

試験対策としては事務局推薦の公式テキストと過去問の解答と解説集を購入しましたが、あらためて感覚や経験だけで写真を撮ってきたことの多さに気付かされました。特にフィルム写真からスタートし、自宅のふろ場に暗幕を張って朝までフィルム現像と紙焼きを繰り返した身としては、デジタル技術の進歩に遅れないように新しい知識を吸収していかなければならないと、学習を通じ痛感しました。

幸い1級と準1級ともに合格することができ、準1級ではこのたび優秀個人賞をいただくこととなりました。光栄に存じます。まだまだ力不足ですが、今回学習したことが少しでも自分の写真のクオリティ向上に役立つよう、公式テキストは今後も手元に置いておくつもりです。

準1級優秀個人賞

中臺正紀さん

今回、初めてフォトマスター検定を受験しました。

普段は、北海道で野生動物の写真撮影を趣味として活動しています。
北海道は四季折々の自然美があり、時に厳しい環境下で懸命に生きる野生動物の姿に心打たれる場面に出会うことが多々あります。
そんな趣味を通して、カメラや写真の知識をもっと深く理解して良い写真が撮れたらなぁと思ったことが受験の動機となります。

勉強する内容は、幅広く全てを網羅することは大変ですが、学んだ知識は写真技術の向上に役立っています。
中でもカメラの仕組みやレンズ特性、光と色に関する知識は非常に勉強になりました。

今後も写真撮影を生涯の趣味として楽しんでいくことは勿論、知識をアップデートするためにフォトマスター検定受験も挑戦していきたいと思います。

準1級優秀個人賞

東條仁さん

フォトマスター検定を受験して

写真歴は長いのですが、定年退職を機に写真とカメラの知識を体系的に学びたいと思いフォトマスター検定にチャレンジしました。今回は2級と準1級を受験し両方とも合格できました。

検定対策として、公式テキストと過去4年分の問題集を購入しました。テキストを読んで分からない箇所はネットの検索で補充し自分なりのレジュメを作成しました。過去問は受験級だけてなく全級分を解き、間違った箇所はテキストで再確認しました。高齢になると記憶力も劣り悪戦苦闘しましたが、繰り返し問題を解くことで知識の定着と出題形式に慣れることができました。

デジタルカメラの性能は向上し、撮影者の意図に近い写真が簡単な操作で撮れますが、カメラや写真の知識を生かしマニュアル操作で設定を行い撮影することも写真の醍醐味と思います。テキストで学んだ知識とこれまでの経験を生かし、「納得できる一枚」を目指し研鑽を積みたいと思っています。

準1級優秀個人賞

高野健豊さん

フォトマスター検定を受験して

キャリアでの目標とする会社を考えたとき、自分の働きたい会社の条件とそれを満たす会社が現在のところ1社のカメラメーカーのみであることに気づき、カメラや写真の知識をつけようと思い受験を決めました。

11月の試験に向け6月にテキストを購入し、8月くらいに本腰を入れ過去問を繰り返すことで1級に合格、準1級では優秀個人賞を頂きました。カメラやレンズを作るとなれば必須となる知識やこれまでのカメラの歴史などを知ることができました。また、検定の勉強を進めつつカメラを購入し実際に撮影に臨むと、初心者の私でも「周辺の減光」「フリッカー」など気になる要素となる部分を見つけ、撮影しながら対処する撮影技術や表現方法も素早く身についていると感じています。

撮影の設定やメーカーごとの違い、過去問には出てこない最新の高度な知識など、初心者にも上級者にも難しい部分が多い分野ですが、そうした部分をよりわかりやすく、使いやすくデザイン、設計できるクリエイターになりたいと考えています。

2級最優秀個人賞/準1級優秀個人賞

内谷純也さん

基礎から学んで理解を深める

仕事の一環で画像処理を行う事が少なからずあるのですが、ひょんな事からフォトマスター検定の存在を知り、ちょうど知識の偏りが気になっていたので、基礎から写真・カメラの知識をしっかりと学びたいという思いから、 フォトマスター検定の受験を考えるようになりました。

まず始めた事として、公式テキストと過去問数冊を購入しました。
そして、公式テキストをひと通り読み終える頃には、学ぶ以前と比べて、明らかに写真に対する考え方や意識の持ち方が変わったように感じています。
腕試しのつもりで2級と準1級をダブル受験し、幸運にも2級・準1級ともに合格をいただき嬉しい限りでした、その上、今回の受賞の賞状が届いた際には、喜び半分驚き半分で家族に報告した事を思い出します。

フォトマスター検定受験に際して、基礎から写真・カメラの知識を体系的に身に付けていく事ができたので、今まで何となく理解していた事に対しても、より理解が深まったように感じます。また、理解が深まれば深まるほど、自分の知識や技術をもっと向上させたいという欲求も湧いてくるようになりました。

今回の受賞の喜びを胸に、今後も上を目指して努力を続けていきたいと思います。

2級最優秀個人賞

小檜山俊介さん

フォトマスター検定を振り返って

小さい頃からカメラに映るのが好きな少年でした。キャンプに行ったり海に行ったりと楽しい思い出をたくさん撮ってくれた両親に感謝しています。いつか、自分も綺麗な写真を撮ってみたいと思っていましたが、なかなかきっかけを作ることができていませんでした。

そのような中で、ITエンジニアとしてカメラの開発に携わったことがきっかけとなり、デジタルカメラを購入しました。購入当初はカメラの知識がほぼ無いに等しく、効率よく勉強できる方法がないか探したところ、フォトマスター検定に出会いました。

フォトマスター検定は基本的な知識だけでなく、撮影方法やその他周辺知識まで幅広く学べるテキストがあり楽しく勉強することができました。それが実を結び準1級と2級の合格を頂けただけでなく、2級については「最優秀個人賞」という素晴らしい賞を頂けて、大変光栄に思っております。

カメラの勉強を始めた当初はF値や絞り値というカメラの基礎すら理解しておらず、カメラのおまかせ機能を使って撮影していたので、撮りたい写真が撮れていませんでした。しかし今では、撮りたい写真にするためにはどの機能を調整すれば良いのか逆算できるようになりました。

また、最近では開発業務で飛び交う専門用語の意味が分かるようになってきました。そのため、より深く開発案件の理解を深めることができ、勉強して良かったなと改めて思っています。

私の今の目標は幻想的な風景画や躍動感あふれる写真を撮ることです。そのために必要な知識や撮影技術はまだまだ足りないと思っています。目標を達成するために、今後は1級の合格を目指しつつ、撮りたい写真が撮れるように日々勉強や経験を積んでいこうと思っています。

2級優秀個人賞

原光希さん

フォトマスター検定を受けて

まずはこの度、「優秀個人賞」を受賞することができ大変光栄に存じており、心より御礼申し上げます。

私は、幼少の頃に父が所有していた一眼レフフィルムカメラに憧れ、その後両親に買ってもらったAPSフィルムカメラで日常風景を撮り楽しんでいました。しかし時代とともに携帯電話やスマートフォンにもカメラが内蔵されいつでも気軽に写真が撮れるようになると、本格的なカメラに触れる機会は一気に減少してしまいました。

あるとき、就職先の企業で業務上、職場の一眼レフカメラで広告用に料理写真を撮ることになったことをきっかけに、自分のカメラに対する興味や写真が持つ魅力、そして周辺機器などの組み合わせ方による表現方法の違いなどの「奥深さ」にすっかり魅了され、その後一眼レフカメラやストロボなど各種機材の個人的な購入を通して、趣味としても再び写真を楽しむようになりました。そして公私ともに撮影を続けていくうちに、「自分が持ち合わせる写真知識はどの程度のものなのか」ということや「知識をもっと深めたい」と思うようになり、やがてインターネットを通じてフォトマスター検定の存在を知り受験をしてみようと決意しました。

購入した公式テキストを開き読んでみると、理論的に考えたことがなかった写真に関する知識や撮影技法などに驚かされ、またこれまで私が行ってきた撮影はほぼ全て感覚的なものであったことを強く思い知らされました。覚えるべき項目も沢山ありましたが、今後の撮影に必ず役立てられると考え目標をもって楽しく学ぶことができました。

「好きこそ物の上手なれ」という諺があるように、人間は自分の好きな物事に関してはより深く知りたいと思うようになるものです。私自身も御多分に洩れず、常に「努力」と「向上心」を大切に、上級検定の受検に取り組んでいきたく考えております。私の撮影における主な被写体は料理と飲料物ですが、今後は様々な被写体が撮れるよう少しずつでも邁進したく思っております。

3級最優秀個人賞/2級優秀個人賞

尾崎幸次さん

カメラの知識を得たい

フォトマスター検定を受験しようと思ったきっかけは、一眼レフカメラを購入して6年経ち、カメラの知識をちゃんと得ようと思ったからです。撮影するための最低限必要な知識は持っていると思いますが、それ以外の知識は知らなかったのでこの機会に勉強してみようと思いました。

参考書と過去問題集をできる限り購入して、短時間でも参考書に向かうようにしました。通勤時間も自作の単語帳で知識を吸収しました。学生の頃が懐かしく感じられました。
勉強を通じて、今まで知らなかった知識が多かったことを改めて感じました。一眼レフカメラの構造から始まり、レンズの効果、カメラ以外にも著名な写真家や写真団体、周辺機器、レタッチ等、他にも学生時代使ったことのあるフィルムに至るまで多岐にわたりました。ストロボのGN計算式に関しては今まで外付けストロボを使って撮影したことがないので良い機会でした。知識を得るごとに、今まで気にも留めていなかった、「カメラを構えてシャッターを切り、撮影した画像を確認する」という一連の動作において、カメラがどのように動いているのかわかりました。これは自分の中でとても新鮮で一枚一枚の撮影がとても有意義に感じられ、今まで以上にカメラに愛着が沸くようになりました。

適正露出の計算は勉強して実際の撮影で役に立っています。撮影時に露出倍数いくつのNDフィルターを付けたので何秒の長時間露光すればよいのかすぐに設定できるようになりました。今まで感覚で設定していたものが理論的に実践できているところが勉強して役に立っています。

これを機会に準一級、一級を目指して頑張ろうと思います。豊富な知識を得てより良い写真を撮っていきたいと思います。
この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございました。

3級最優秀個人賞

松野恭士さん

フォトマスター検定を受験して

この度は、最優秀個人賞をいただき、大変光栄に存じます。

私がカメラや写真に興味を持ったきっかけは、5年前に会社の広報を担当したことがきっかけでした。風景や人物の撮影を通じて、写真は肉眼で見る以上に、風景が華やかに見えたり、人物が美しく見えたりすることを実感し、写真の持つ魅力にのめり込んでいきました。そんな中、自分の撮影技術や知識のレベルを確認したいと思い、3級と2級の受験を決めました。

会社員として働いていることもあり、勉強する時間を確保することが難しかったのですが、毎日少しずつテキストを読み進め、本番一か月前には過去問を解き理解度を確認し、苦手な項目を減らしていきました。そして、努力が実を結び3級だけでなく、2級にも合格することができました。

 今まで写真撮影の勉強は、独学で書籍を読む程度でした。しかし、検定の勉強を通して、カメラの構造や仕組み、カメラのメンテナンス方法など、カメラを楽しむにあたっての一般的な知識を基礎から学ぶことができました。特に、今までは撮影時の絞りやISO感度を感覚で設定していたのですが、理論的に考えて設定するようになりました。そして、これらを学べたことは、カメラと関わっていく中で大変プラスになると考えています。

 今後は、準1級・1級の合格を目標に、写真の勉強を楽しめたらと思います。

3級優秀個人賞

大橋優也さん

フォトマスター検定を受験して

今回、フォトマスター検定3級、そして2級に合格できたばかりか、3級の優秀個人賞までいただくことができ、たいへん光栄です。本当にありがとうございます。

もうすぐ40才になる私ですが、写真を趣味として始めたのは15歳で一眼レフカメラを片手にいつも友人たちを記録に残していました。それからは写真を少しだけ趣味にはしていたものの、真剣に写真を撮ることは行っていませんでした。一昨年に住み慣れた街から転勤になったときに、知らない街を記録に残そうと写真を撮り始めました。

しかしSNSで見かける素敵な写真と比べると自分の写真の平凡さに気づきました。

そしてその時に気付いたことは彼らの真似をするにも、自分の写真を撮るにもあまりにも知識が足りないと感じました。それからは独学で学び始めたのですが、勉強の仕方もなかなか分からずにいたところ、昨年「フォトマスター検定」に出会いました。

知識が増えることにより、よりその時の環境に合わせた写真が撮れるようになってきました。またその努力を知ってくれた会社内でも写真をお願いしてくれる環境になってまいりました。

今後はもっともっと写真の高度な知識を深め、撮影を楽しんで、準1級、1級を目指してまいります。写真最高!!

3級優秀個人賞

中間豊弘さん

合格体験談

私は,約8年前に一眼レフカメラを購入して以来,主に3人の子どもの成長する姿や風景などを撮影して楽しんでいます。ある日フォトマスター検定のことを知り,自分は何級程度の知識なのか知りたくて受験を決意し,今回3級に合格しました。

今回受験してみて良かったと思うことは,主に以下の3つです。

1つ目は,あらためて写真とカメラの基礎を学べた事です。

私はこれまで,写真とカメラを独学で学んできましたが,フォトマスター検定の過去問題集を購入し、シャッター速度,f値,ISOなどから学び直すことで,このような基本的知識が写真のレベルアップのために欠かせないことを再認識しました。野球に例えれば,試合で結果を残すために,キャッチボールや素振りといった基礎練習の大事さを思い出したといったところでしょうか。

2つ目は,カメラの歴史を知ることができた事です。

フォトマスター検定の勉強を通して,フィルムカメラやプリント現像時代の用語や技術など,これまで知らなかった知識を得ることにより,今日まで続くカメラの歴史や奥深さを知ることができました。それによって,今所有しているカメラやレンズへの愛着が増したと感じています。

3つ目は,撮影前にしっかり考えるようになった事です。最近は,1回の撮影に対し,カメラ設定,露出,構図などをじっくり考えてシャッターを切るようになりました。写真のレベルアップのためには,より高性能の機材を使うこととは別に,フォトマスター検定などを通してカメラの知識をしっかり学び,考えて撮影することが大事だと感じました。

私は現在,次回のフォトマスター検定で2級,準1級に合格するために勉強を続けています。上位の級に合格したときに,今度はどんな発見があるのか,今から楽しみです。

余談ですが,フォトマスター検定を受験するようなカメラ愛好家は男性が多いと勝手に思っていましたが,今回受験した会場では大多数が女性の方でした。スマートフォンやSNS等をきっかけに,年齢性別問わず多くの方が写真やカメラに興味を持っているのではないでしょうか。

カメラを始めたばかりの方はもちろん,ある程度カメラを使いこなせる方にも,是非フォトマスター検定をお勧めしたいと思います。

3級優秀個人賞

高橋弘幸さん

フォトマスター検定を受験して

この度はフォトマスター検定3級受験において、栄えある優秀個人賞をいただき誠にありがとうございます。

一眼カメラに興味を持ち購入したのが2019年12月。当初はシャッターを切った時の音と感触、出来上がった写真で満足をしていました。しかし、人に見せた時に多少なりとも感動させる写真が撮りたくなり、本やインターネットの動画で知識を吸収していきました。そんな頃フォトマスター検定を知り、自分はどのくらいわかっているのかを確認するために受験してみました。受験にあたり準備したものは過去問題の解答と解説7と8です。試験勉強をするのは20 年ぶりでしたが、とても役立つ知識が多々あるため、とても楽しくできました。苦手問題はフィルム写真でした。また、見たことのない問題は2問ほどありましたので、公式テキストも必要だったのかと思いました。

私の趣味はオートバイでツーリング、ハイキングや登山です。写真を始めてから常にカメラを持って出かけますが、時間を忘れて撮っています。写真という素晴らしい趣味と出会えたことに感謝し、さらに上の級を目指し知識を高めていこうと思います。

3級優秀個人賞

末永健治さん

フォトマスター検定初受験

私は、フィルム一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラとカメラを長く使ってきましたが、撮影において、プログラムオートのJPEGオンリーとカメラの一部の機能しか使っておらず、カメラを使いこなせていないと感じていました。

そこで、基本的なことからもう一度カメラや写真を理解し、よりよい写真を撮りたいと思い、検索していたところ、フォトマスター検定があることを知りました。

テキストを取り寄せ、内容を学習しはじめたところ、デジタルカメラはもちろんのこと、フィルムの知識、歴史、写真にまつわる幅広い内容が記載されており、さらに興味がわきました。
テキストの内容も過去問ともに体系化されており、わかりやすく非常に役にたちました。
今回初めての受験ですので、3級を受験することにしました。
試験会場では、コロナ禍でもあり緊張と不安もありましたが、無事合格し、さらに優秀個人賞まで受賞でき、嬉しい限りです。

今後、写真撮影をするうえでは、当たり前のこととは思いますが、マナーを守り、危険な場所や公共の場の撮影禁止のところでは撮影しないこと、フラッシュ禁止の場所では、フラッシュを使用しないなど、他人の迷惑にならないように行動したいと心がけていきたいと思います。
また、肖像権の侵害などにならないように注意しながら撮影したいと思います。

これを機に、今後も常に新しい知識を身に付けたいと思いさらに上級のフォトマスター検定にチャレンジし、技術の進歩に取り残されないようにスキルアップにつなげたいと思います。

3級優秀個人賞

渡邉雄太さん

確かな力に

カメラを手にしたきっかけは、家電量販店でカメラを見かけ、何か撮るだろうと予定も無いままの購入からでした。
数日後SNSで見つけた東京タワーの写真がカッコよく見えたので、真似てみようと同じ場所に行き撮影しましたが、同じように撮れませんでした。

「どうすれば同じように撮れるのだろう?」

その日からカメラについて調べる事が始まり、設定や撮影方法がある事を知り、数日後には自分の手で撮れた事に感動し、カメラってこんなに面白いんだと気づかされた瞬間でもありました。
それからはネットや動画で調べたり、自分の撮影から学んだり、カメラを通じて出会えた方々から学びながら撮り続け、気づいたら3年以上が経っていました。

でもふと、自分の知識は正しいのかと思う事も増え、自信をつけるためにもフォトマスター検定受講を思いつきました。
教材も購入し、どこまで通じるのか勉強し始めましたが、撮影していれば身に付く内容から、複雑なカメラ設定、カメラ機材の歴史、プロカメラマン方々の歴史等、知らない事の方が多く知識の幅がより広がりました。

3級、2級と合格でき、かつ優秀個人賞まで頂けて光栄です。
自分が持っている知識の正しさを図りながらも広げる、非常に有意義な検定でした。
これから撮影する写真に、より熱が入る事間違いないと思います。

学ぶべき知識も分かりやすいので、より高みを目指し、準1級、1級も目指しながらこれからもカメラライフを楽しみます。