第19回 検定

3級最優秀個人賞

三輪貴信さん

フォトマスター検定を受験して

この度は、文部科学大臣賞を頂戴し、大変光栄に存じます。

私が写真撮影を趣味にするようになってから、およそ10年余りになります。普段は高等学校の教員をしており、写真は趣味として風景、都市景観、星景、ポートレート、航空機など自分の好きなものをマイペースに撮っています。

最近は勤務校の生徒からカメラの購入や撮影手法についての相談を受ける機会が増えており、趣味を仕事に活かすことも多くなっています。しかしながら、いざ相談を受けてみると、これまで我流で身につけてきた知識だけでは正確さに欠けることに気づきました。そんな折にフォトマスター検定の存在を知り、写真に関する専門知識を基礎から体系的に学ぶには最適な方法だと考え、受験を決めました。

検定を通して、写真用語の定義や正確な説明を身につけることができたことに加え、これまで知らなかった知識・技法に触れるきっかけにもなり、大変勉強になりました。特にフィルムカメラに関する知識は、デジタル一眼レフから入門した私にとって大変興味深く、フィルム撮影にも挑戦したいというモチベーションが生まれました。

今後は身につけた知識を実際の撮影に活かし、写真表現を向上することが目標です。また、より準1級・1級の合格を目指しより一層精進したいと思います。