第18回 検定

3級最優秀個人賞/2級優秀個人賞

黒崎美穂さん

幼き頃、母のコンパクトフィルムカメラで両親を撮ったのが、はじめてシャッターを切った記憶です。それから父におねだりしてコンパクトデジタルカメラを買ってもらい、撮る楽しさを知りました。

月日は流れ、社会人になり自分でデジタル一眼レフカメラを購入しました。それからというもの、どんどん写真に夢中になり、少しずつ撮影機材を揃え、今では毎日のように写真撮影を楽しんでおります。

デジタル一眼レフカメラを手にした頃から「カメラ・写真についてもっと学びたい」と思うようになりました。様々な書籍を読む中で、自分の知識がどれだけ身についているか確認したいと、フォトマスター検定の受験を考えました。

好きなことを勉強するのは、とても楽しいです。試験前の数か月間は、仕事の休憩時間に公式テキストを読み、こつこつと知識を深めていきました。その結果、無事合格することが出来た上に、このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。

まだカメラや写真についての知識がない頃は、自分の感覚だけで撮影していました。しかし現在では、得られた知識を活かすことにより、以前よりも自分のイメージに沿った写真が撮れるようになりました。

また最近では、ご縁でフィルムカメラを数台譲り受けました。フォトマスター検定で学んだことを活かせる機会ができ、勉強してよかったと、心より嬉しく思います。

まだまだ知らないことはたくさんありますし、撮影してみたいジャンルもたくさんあります。そして、誰かの心に響くようなあたたかい写真を撮ることが、わたしの目標であります。今後は準1級・1級に挑戦し、より深く学び、技術向上できるよう精進して参りたいと思います。