受験案内

第18回 検定

  1. 1級最優秀個人賞
  2. 1級優秀個人賞
  3. 準1級最優秀個人賞
  4. 準1級優秀個人賞
  5. 2級最優秀個人賞
  6. 2級優秀個人賞
  7. 3級最優秀個人賞
  8. 3級優秀個人賞
  9. 第17回 検定 合格者の声

1級最優秀個人賞

神代英昭さん

前年は2級を受験したのですが、検定の内容の一部が仕事に関係があるということで、職場で受験の勧めがあったのがきっかけでした。

試験の準備を進めていくうちにカメラに興味が出てきて、子供の運動会や旅行の時にしか使っていなかったカメラを引っ張り出し、カメラ教室などに参加するようになりました。

今回は仕事関係というより、自分の趣味としてカメラについての知識をより深めたいと思い、1級に挑戦しました。

試験の準備としては、まず4年分の1級と準1級の過去問題に取り組み、解けなかった問題はその場で公式テキストの関連する内容を含めて確認しました。

公式テキストに無い内容については、インターネットなどで確認しました。

その後、公式テキストに一通り目を通すことで過去問題で出てこなかった部分も網羅しました。

こうして1級に合格して、検定で学んだことが、実際の撮影の時に実感することも多いのですが、感覚としては、まだまだ身に付いておらず未熟さを感じることが多いので、今後も撮影技術やセンスの向上に励み、経験を積んでいきたいと思います。

1級優秀個人賞/準1級優秀個人賞

柴崎裕太さん

私はテーマパークに行くのが好きで、そこでの思い出を残すために一眼レフを買ったのがカメラとの出会いでした。最初はカメラまかせで撮っていたものの、使っていくうちにどうすれば思い通りに撮れるだろうと疑問を持つようになりました。自分の周りにはカメラを使っている人はいなかったため、わからないことはとにかくネットで検索したり、試行錯誤を繰り返したりすることで、徐々にその 理論的なところや構造まで知識を深めることができました。

そんなとき、自分の身に付けた知識を確認できるようなものはないだろうかと思い、たどり着いたのがこのフォトマスター検定でした。私はずっとデジタルでの撮影しかしておらず、撮影した写真を印刷するということもしていなかったため、フィルムやプリントの知識はほとんど無に等しい状態でした。そのため、まずテキストを購入してみて自分の知らない分野の知識を深められるようにしました。知らないことを知っていくうちに自分で使ってみたい、やってみたいという気持ちが強くなり、実際にフィルムカメラを購入したり、プリントをしてみたりもしました。

結果として、合格できたばかりかこのような賞までいただけて大変嬉しく思っています。また、検定を通して新しい知識や楽しみを見つけられたことも大きな収穫であったと感じています。まだまだ知らないことも多くあるので、カメラ・写真を楽しみながら学んでいけたらと思います。

1級優秀個人賞

渥美 滋さん

私の写真歴は古く、学生時代に露出計を片手に中型カメラで風景写真を撮っていた頃に遡りますが、その後は公私ともに忙しい時期が続いてじっくり時間をかけて撮る事からすっかり遠ざかっておりました。定年を機会に好きだった趣味の再開をしたのが3年前、フィルムも暗室もすっかり過去のものになり、写真撮影を取り巻く環境は驚くほど変化していました。自分は見よう見まねでデジタルカメラをいじっているだけではないかと感じ、一度全てをさらってみようと思ったのが検定にチャレンジした理由ですが、予想通りで認識していなかった機能、分かっている積りで分かっていなかった事、等々、色々な発見があって大変有意義でした。

写真を撮って仕上げるまでのプロセスは大雑把に (Ⅰ)何を撮るか(Ⅱ)どういう構図で(Ⅲ)どういう手段で(撮影条件、光)(Ⅳ)どう仕上げるか(現像、レタッチ) になろうかと思います。Ⅰ、Ⅱはイメージの世界、Ⅲ、Ⅳは技術の世界と言えば良さそうです。検定が対象としているのは技術に関わる事なのでⅢ、Ⅳ。勿論技術があってイメージ通りの作品が完成するので線を引くこと自体にあまり意味は無く、両者は補完関係にあると言えます。技術の世界は進歩が激しく、少し前までの常識が今日は常識で無くなる事も良く見かけます。画家が思い通りの絵を描くために死に物狂いで技術を磨いているように、写真の世界も表現者としてより良い作品を作る為には、最前線の技術を知り有効に活用して自らの表現の幅を拡げる事はとても重要だと感じます。

人は自分がやれることの周辺ばかりに興味を持ち、出来ない事・知らない事には中々関心が向かないものです。強制的に広い領域に目を向けなければならない検定試験は、視野を広げるための絶好の機会でした。このような場が得られたことに感謝いたしますとともに、今後も進化していく写真技術の世界から目を逸らさぬようにしていきたいものです。

1級優秀個人賞

内山博貴さん

この度は1級優秀個人賞を受賞させていただきとても光栄です。

私は大学生の時に写真部に所属しておりましたが、入部したきっかけは写真に興味があるというよりもお世話になっている先輩が所属していたという点が大きかったです。しかし先輩から写真を教わるうちに少しずつ興味を持つようになりました。社会人となってからは、趣味の時間ができるようになって、まず趣味として思いついたのが写真でした。デジタル一眼レフとレンズを早速購入し、暇な時に写真を撮りに行っておりましたが、カメラの構造や理論は全く理解しておりませんでした。そこで勉強のために書店をうろついてみるとフォトマスターの過去問を見つけ、本検定の存在を知りました。

ちょっと力試しにと思い、過去問を購入して解いてみましたが、準1級、1級は全く解けず、一度本格的に勉強してみたくなり、1年間少しずつ勉強して今回受験しました。公式テキストと過去問で勉強しつつ、なんとか合格ラインは越えたかなと感じましたが、まさか1級優秀個人賞をいただけるとは思ってもみませんでした。

実際に勉強してみると非常に興味深く、ますます写真が大好きになりました。職業は全く写真と関係ありませんが、一生涯の趣味としてこれからも写真を楽しんでいきたいと思っております。

1級優秀個人賞

田尻祐介さん

私が写真を始めたきっかけは大学で天文部に入ったことでした。

星空をきれいに写真に残すためデジタル一眼レフカメラを購入し、それ以来旅行やスナップなど様々なシーンで写真撮影を楽しんできました。

フォトマスター検定を受けようと思ったのは、自身がこれまで身に付けてきた知識や経験を何か資格として残したいと思ったからです。

勉強は過去問を購入して進めました。これまでほとんど触ったことのないフィルムカメラの知識も問われて非常に難しかったですが、無事合格することができて大変うれしく思っています。

これからも知識・技術の向上に努めていき、いずれはフォトマスターEXも狙いたいです。

準1級最優秀個人賞

杉山孝慶さん

この度、フォトマスター検定1級と準1級を受験し両級とも合格、しかも準1級では最優秀個人賞をいただき、喜びに堪えません。

さて、20歳過ぎに中古の一眼レフを購入してから、45年ほど写真を撮り続けてきました。若いころは、行きつけのカメラ店に集まる仲間たちで写真倶楽部を作り、風景ロケに出たり、モデルさんを雇って撮影会を開いたり、講師を招いた月例会で批評し合ったりして腕を磨いてきました。

しかし、今やカメラはフィルムからデジタルに、一眼レフからミラーレスに、更にはスマホのカメラが全盛ともいえるように時代は移ってきました。この間の技術革新には目を見張るもがあり、現在のカメラの性能を十分に活かすためには、フィルム時代からのノウハウだけでなく、基礎から体系的に学ぶ必要があると考えました。そして、その学習と成果を確認することを目的に、フォトマスター検定への挑戦を決めました。

まずは過去問を取り寄せてみました。出題される範囲の広さと内容の濃さに驚きましたが、写歴45年のベテランを自認する限り、1級合格をめざそうと学習を始めました。会社勤務をリタイヤした66歳で時間はたっぷりあるものの、昨日覚えたはずの公式が思い出せなかったり、筆算にやたら時間を要したり、記憶力や集中力の衰えは否めず苦労の連続でした。しかし、繰り返し学習を積んでいく中で、いつの日からか霧が晴れたように参考書の内容が頭に入ってきました。これまで曖昧だったものが理論に裏付けされた確かな知識として身についてきました。

今後は、今回得た知識を作品作りの実践で活かせるように、そしてカメラ好きの若い人たちの指導などにも役立てていきたいと思います。幾つになっても、挑戦する気持ちが老け込まない秘訣であると、改めて感じることのできた今回のフォトマスター検定受験でした。

準1級優秀個人賞

小林泰芽さん

検定を受けた半年ほど前に初めてレンズ交換式カメラを買いました。

インターネットが発達した今の時代、カメラの機能や写真を上手く撮るコツ等ピンポイントでの情報は手に入るのですが、基礎的な部分を体系的・網羅的に学んでみたいと思ったときこのフォトマスター検定の存在を知りました。

勉強では公式テキストをメインで進めていったのですが、ネットで調べる機会が無さそうな用語がたくさんあり、知らないことだらけだと驚きました。

しかしながらそのようなたくさんの用語について簡単に説明されていることに加え、図や作例が多く使われているため初めて知るようなこともスムーズに理解することができました。

本格的にカメラを使い始めてから1年にも満たない初心者ばかりでしたが、2級と準1級のダブル合格に加え準1級で優秀個人賞をいただくことができ大変うれしく思います。

今回の検定の学習を通して写真・カメラの奥深さの一端を知ることができ、これからも学びを深めてより上の級へ挑戦してみたいと思います。

そして検定を通じて得た知識を試し活かしこれからも写真という趣味をさらに楽しんでいきたいです。

準1級優秀個人賞

鶴田智之さん

今回、準1級と1級に初受験ながら挑戦させていただきました。

共に合格させていただき準1級では優秀個人賞をいただき光栄でございます。

コロナ禍の中でネガティブなことが多く、いつものように気軽に撮影に出かけるのが難しくなり家に滞在する時間が増えておりました。

その空いた時間でポジティブに何かに挑戦しよう!と今だからこそ写真のことを見つめ直すいいきっかけだと思い、前から気になっていたフォトマスター検定を受けることにしました。

過去問をひたすら解いていくと、普段は写真関連の販売員をしておりますが、知らないことだらけで恥かしく思ったのを覚えております。

お客様と写真の話をするのであれば知識は絶対に必要だと思うので、これでやっとスタートラインにつけたかなと思います。

「フォトマスター検定合格=写真が上手」という事はありませんが、自分自身のスキルアップや自信につながり、そして一定の基準にもなると思うので、迷われてる方はぜひ受験してみてください!

そしてフォトマスター検定を通じ、写真業界がもっと盛り上がる事を願っています。

準1級優秀個人賞

寺崎 創さん

数年前からデジタルカメラを購入し、風景や人物など様々な被写体を自分なりに撮っていましたが、写真やカメラの知識が曖昧だったので、いつか勉強したいという気持ちはありました。

そんな時、行きつけの写真屋さんの店長がEXの資格を持っている事を知り、私もフォトマスター検定に興味を持つようになりました。勉強し始めると想像以上に知らない事や勘違いしていた所が見えてきて、最初は苦労しましたが、公式テキストや過去問を使って繰り返し勉強する事で次第に知識も深まり、結果としてこのような賞を頂けた事をとても嬉しく思っております。

知識を得たからと言って必ずしも写真が上手くなる訳では無いと思いますが、今まで以上に光や構図、カメラの設定などを意識するようになり、写真を撮る行為に対する基礎作りが出来てきたと実感しています。

昨今の情勢によりなかなか外に出れない状況が続いていますが、逆にそれを機に受験に励んでみるのも良いのではないでしょうか?

私も更なる高みを目指してこれからも継続しようと思いますし、得た知識が少しでも写真に反映出来るように、日々精進したいと思います。

準1級優秀個人賞

丸山恭一郎さん

新型コロナウイルスの流行で撮影に出掛ける事もままならない今、何か出来る事は無いかなと考えた時にフォトマスター検定が思い浮かびました。

準一級は自分にはレベルが高いかなと思っていたのですが、フォトマスター検定のテキストや過去問題集などを使って基礎的なところから日々コツコツと勉強し、合格を頂く事ができました。

勉強していくにつれて写真が光によって描かれていると知り、撮影の時には光を意識して撮るようになりました。

写真は調べれば調べるほど奥が深く、カメラの仕組みだけでなく光学や写真史なども含め、まだまだ知らない事が沢山あるんだなあと思いました。

今回の結果に慢心せず、次は一級を目指して取り組んでいきたいです。

基礎や原理を学ぶことで知識は良き礎となり、撮影のバリエーションが増える事で結果的に感性も磨かれていくと思います。

今後も、勉強や撮影を続けていずれは誰かの心に響くような写真が撮れるようになれたら幸いです。

準1級優秀個人賞

nanazoさん

デジタル一眼レフカメラを購入してから2年半、たまたま買い物に行った電気屋さんの店員さんがしていた名札にあったフォトマスターの文字がかっこいいと思ったのがきっかけで受験を決めました。全くの知識のない状態で始めたカメラでしたが、基礎的なことから新たな知識、カメラやレンズの構造など論理的に理解を深めることができるので疑問が少なくなり撮影をより楽しめるようになったと思います。昨年は3級、今年は準一級の最優秀賞まで受賞できてとても嬉しく思います。私にとっては難易度の高い問題も多く、覚えることも沢山ありましたが、目標があることで楽しく広く知識を得ることができたので受験して良かったなと感じています。

これからももっと経験を重ねて技術や感性を磨き、撮りたいイメージに近づけられるよう楽しみながら学んでいきたいと思います。

2級最優秀個人賞

川井 健さん

今回、自身の知識の客観的なレベルを確認する目的で初めて準1級と2級検定を受験し、両級に合格する事ができ嬉しく思っていたところに「2級 最優秀個人賞」受賞のご連絡を頂き大変驚いております。

検定申込時は、自分は知識をそれなりに持っていると思っていました。ところが、学習を始めて直ぐに自分の持っている知識が偏っていることを知らされることになります。興味がある/ないで顕著な知識の差がありました。しかし、学習するに従いその傾向を掴むことができ、弱いところを重点的に勉強し、補うことができました。

又、基本的な理論から学んだ結果として、感覚的だった撮影・編集ノウハウを理論的に理解することができ、経験の中で身につけてきた自己流に対し、新たな応用を利かせる事が簡単になった様に感じます。

今までの撮影ではなんとなく操作していた部分も多かったです。今後は欲しい結果を最初に決め、そこに向けて撮影方法を思案する。今後はこんな楽しみ方が加わり、より深い趣味の世界に入って行けそうです。知識が趣味の世界をより広げてくれることを実感しています。

デジタル写真の世界では新しい技術が次々と出てくると思います。常に学びの気持ちを持って新技術を吸収し、写真ライフを楽しんで行きたいと思っています。今年(2021年)の目標はフォト検定1級合格にします。

3級最優秀個人賞/2級優秀個人賞

黒崎美穂さん

幼き頃、母のコンパクトフィルムカメラで両親を撮ったのが、はじめてシャッターを切った記憶です。それから父におねだりしてコンパクトデジタルカメラを買ってもらい、撮る楽しさを知りました。

月日は流れ、社会人になり自分でデジタル一眼レフカメラを購入しました。それからというもの、どんどん写真に夢中になり、少しずつ撮影機材を揃え、今では毎日のように写真撮影を楽しんでおります。

デジタル一眼レフカメラを手にした頃から「カメラ・写真についてもっと学びたい」と思うようになりました。様々な書籍を読む中で、自分の知識がどれだけ身についているか確認したいと、フォトマスター検定の受験を考えました。

好きなことを勉強するのは、とても楽しいです。試験前の数か月間は、仕事の休憩時間に公式テキストを読み、こつこつと知識を深めていきました。その結果、無事合格することが出来た上に、このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。

まだカメラや写真についての知識がない頃は、自分の感覚だけで撮影していました。しかし現在では、得られた知識を活かすことにより、以前よりも自分のイメージに沿った写真が撮れるようになりました。

また最近では、ご縁でフィルムカメラを数台譲り受けました。フォトマスター検定で学んだことを活かせる機会ができ、勉強してよかったと、心より嬉しく思います。

まだまだ知らないことはたくさんありますし、撮影してみたいジャンルもたくさんあります。そして、誰かの心に響くようなあたたかい写真を撮ることが、わたしの目標であります。今後は準1級・1級に挑戦し、より深く学び、技術向上できるよう精進して参りたいと思います。

3級最優秀個人賞

市川博基さん

今回「最優秀個人賞」に選出いただき、ありがとうございました。年末に賞状が届きまして、4人の子供たちも自分のことのように喜んでくれ年末年始の嬉しい話題の一つになりました。

私が撮る写真と言えば、もっぱら家族の写真で、屋外での写真も家族を写したものや、家族と出かけた先の風景がほとんどです。
そうして一年撮りためた写真を結婚記念日に妻と一緒に眺め、「お気に入りの写真」を何枚か四つ切画用紙に貼り付けて、コメントを付し、額に入れて部屋に飾るのを、恒例行事にしています。

フォトマスター検定を受けようと思ったきっかけは、やはりスマートフォンでも綺麗な写真が撮れる今の時代に、「写真を趣味にしている」と言えるレベルに自分がいるのか、確かめたかったからです。
公式テキストと過去問を中心に勉強させていただきましたが、内容は多岐に渡り、試験を受けなかったら、勉強しなかった分野も少なからずありました。
しかし試験をあと一週間後に控えた頃に、「試験を受けなかったら、勉強しなかった知識」も「必要な知識」であると思えるようになりました。

私のカメラ歴ですが、デジタル一眼レフを買ったのは5年前が初めてで、それまではコンパクトデジカメを常用していました。
カメラを替えると写真の出来が目に見えて良くなり、「さすが一眼レフ」と思っていましたが、今回の試験を受けて「一眼レフ」の機能もさることながら、自分自身がファインダーを覗くようになり、シャッターを切るまでの時間、シャッターを切った後に写真を確認する時間が今までより長くなったことが、写真の出来に反映しているのかなと、試験を受けた後の今は思えます。

私にとって写真は家族の思い出を残す素晴らしい手段です。今回の受験で得られた知識を「シャッターを切るまでの時間」、「シャッターを切った後の時間」にさらに活かし、結婚記念日に絞りきれないほどの「お気に入りの写真」を撮っていきたいと思います。

こう思える機会を与えてくださって、どうもありがとうございました。今後も生涯学習という意味で、より上の級の合格を目指すとともに、カメラと写真について、知識と経験を積み上げていきたいと思います。

3級優秀個人賞

平山 健さん

カメラはなぜ写真を撮ることができるのだろうか。

フォトマスター検定を受験したきっかけは、写真撮影が好きなのに写真のことを全く知らない自分に気付いたからです。

今回初めて受験し、3級、2級ダブル合格できました。3級の優秀個人賞をいただいた今でも、写真撮影の原理を上手くは説明できませんが、写真の歴史や撮影方法、カメラ、レンズ、光、色など、写真撮影に関する知識全般をまとめて学習できたので、お話程度はできるようになったと思っております。

ただ、フォトマスター検定の存在を知った当初、受験するかどうかは少々迷いました。ネットで調べればなんでもすぐにわかるので、わざわざお金を払ってまで受験する必要はないのでは、と思ったのです。写真やカメラ関係の本にも様々な情報が載っているし、受験して合格したからといって写真撮影が上手くなるわけではないだろう、とも感じていました。

そんな私が受験を決めたのは、一生の趣味としての写真撮影について体系的に学習してもっと知りたい、自分がどこまで理解できているかを確認したい、という希望に応えてくれるのが累計受験者数約9万人のフォトマスター検定だったからです。

普段使っていたカメラがより身近に感じたり、雑誌やチラシ、WEBに掲載されている写真をこれまでと違った視点で見るようになったりしたのも、テキストを読み、過去問題を解いた「受験効果」かもしれません。

コロナ禍で何かと心配事が多く、外出もしにくい状況が続いております。気兼ねなく旅行やキャンプに出掛け、写真撮影も楽しめる日々が来ることを願いながら、今はSTAY HOMEで出来る学習をコツコツと継続し、次のステップである準1級の受験を目指そうと思っております。

3級優秀個人賞

山川康志さん

正直、写真やカメラは身近ではありましたが、最初はそんなに興味はありませんでした。しかし、仕事柄職場の一眼レフカメラで撮影をしているうちに少しずつ写真を撮る楽しさを感じ、個人的に一眼レフカメラを購入しました。それから仕事以外でも写真を撮っていく中で、もっと上手く撮れるようになりたいと考える自分がいることに気付きました。そんなとき、職場の先輩が受験したことをきっかけにフォトマスター検定の存在を知り、今回のフォトマスター検定に申し込みました。

公式テキストを開いてみると、撮影に関することなど感覚的に理解できる点もありましたが、自分自身が写真とカメラについて無知すぎることも痛感しました。読み進めていくうちに、新しい用語や疎遠な分野もありましたが、新しい発見や知識が深まる感覚もあり楽しく学ぶことができました。試験対策としては過去問を3年分準備し、数回解き直しを行いました。間違えた問題は公式テキストを読み返し、同じ問題で間違えないように努めました。

結果的に、合格できた上に「優秀個人賞」までいただけて大変うれしく思います。また、以前よりも設定や光のことなど考えることが増え、撮影が楽しくなったと感じています。今後は、もっと撮影スキルを磨きながら上級を目指し、カメラのある生活を楽しみたいと思います。


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