「フォト検 過去問題の解答と解説4」
設問中の用語表記について

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1. 撮像素子面

 実際の試験の際には「撮像素子面(光学的ローパスフィルター面など)」と表記していましたが、この書籍の中、および今後の検定試験問題におきましては、「撮像素子面(フィルター面)」と表記することにいたしました。
 デジタルカメラ用の撮像素子は、単体で搭載されることはなくIRフィルターやカラーフィルター、光学的ローパスフィルターなどが入光側(受光面側)に装着された状態で搭載されており、ゴミやホコリが撮像素子面に直接付着することは少なくこれらのフィルター面に付着するのが一般的です。そのため、フォトマスター検定では、撮像素子面(光学的ローパスフィルター面など)との表記を行ってきました。ところが昨今において、この光学的ローパスフィルターを搭載していないデジタルカメラが増えてきたことから、今後のフォトマスター検定の試験問題において、撮像素子面(光学的ローパスフィルター面など)の表記を撮像素子面(フィルター面)と改めることといたしました。そして、この「フォト検 過去問題の解答と解説4」が今後のフォトマスター検定の試験問題の参考となることから、原問題にある撮像素子面(光学的ローパスフィルター面など)の表記を撮像素子面(フィルター面)と変更して掲載しています。


2. ベイヤー配列

 多くの撮像素子の入光側(受光面側)に配置されているカラーフィルターの配列は、考案者の名前『Bryce E. Bayer』から、日本語(カタカナ)で「ベイヤー配列」と表記されて一般的に使われています。ところが昨今、この「ベイヤー配列」あるいは「ブライス・ベイヤー氏」に関する記事を書かれた一部の著者に、ベイヤー氏のご子息(Doug Bayer氏)から、本名は、『Bryce E. Bayer』でBayerの発音記号は『baiƏr』なので、日本語表記は、「バイヤー配列」あるいは「ブライス・バイヤー」である旨の手紙が届いたことがわかりました。本来、人のお名前や商品名などは正しい表記を行うべきで、フォトマスター検定試験においてもできるかぎり正しい表記につとめておりますが、この「ベイヤー配列」の名前が、既に広く使われているため、フォトマスター検定においても当分の間、カラーフィルターの配列は「ベイヤー配列」、そして、その考案者のお名前を「ブライス・ベイヤー氏」として表記することといたします。あしからずご了承ください。